ろみちゃん
おーみん
- ガラスコーティングピカピカレインを施工するにあたり下地処理が必要なのか不安である…
- 実際に下地処理といってもどうしていいのか分からない…
- 自分で下地処理が出来るようになりたい…
おーみん
まずは下地処理に必要なモノを紹介
- シャンプー洗剤
- 洗車用スポンジ 2個
- バケツ
- 水(ホースリール)
- タイヤ洗車用ブラシ
- タイヤホイール用スポンジ
- 水滴拭き取りクロス 1枚
- 拭き上げ用マイクロファイバークロス 2枚
- ステップ用クロス 2枚
- 窓ふき用クロス 1枚
- ケミカル粘土
- 鉄粉除去用スポンジ及び溶剤
- 粘土入れバケツ
- お湯
- ポリッシャー(ダブルアクション)
- バフ
- コンパウンド
- 拭き上げ用クロス
- 馬毛ブラシ
- 延長電源コード
これがあればしっかり下地処理ができるのでやっていきましょう!!
まずは洗車をして表面の汚れをしっかり落とそう
新車であろうとなかろうとまずは洗車をして表面の汚れをおとすことが最初に行うことです。
コーティングした後も定期的に洗車が必要となります。しっかり洗車のやり方を覚えておきましょう。
①まずはシャンプー洗剤を作りましょう
まずは洗車のもととなるシャンプー洗剤をつくります。
シャンプー洗剤の液をバケツに少量入れて、水をいきおいよく入れます。そうするとモコモコと泡が出来ますのでバケツ一杯になるように水をいれます。
②まずは足回りから、タイヤ・ホイールだけを洗います。
まずは足元をキレイにします。他の記事でもお伝えしていますが車の汚れの大敵はボディに残った水滴の後の酸化です。先にボディにも水をたくさんかけてしまったらタイヤ・ホイールを洗っている間に太陽の光や暑さで乾いてしますと水垢の原因となるので最初はむやみやたらと水をかけずにまずはタイヤ・ホイールだけに水をかけて洗います。
③ボディを洗浄!!コツは上から下へ!!天井から水を流していく
タイヤ・ホイールを洗ったら次はボディを洗車します。
コツは上から下へ!!
まずは高圧もしくは拡散など強めの水圧で天井から汚れをほうきで掃くように上から下へ汚れを落としていきます。
最初に水で流してあげることでボディに付着した砂・ホコリなどを事前に落とすことができます。水で流さずスポンジですぐ洗ってしまうと付着していた砂・ホコリなどを引きずって傷の原因となるので最初は水でしっかり洗い流しましょう。
全体的に水をかけ終わったら事前に準備したシャンプー洗剤が入ったバケツとスポンジを持って車体を洗っていきます。
④ボディを洗ったら水洗い
シャンプー洗剤をスポンジにつけて洗い終わったら洗剤をしっかり落とすように水で流していきます。
洗車だけで終わるときはこの後水切りをしてしっかり拭き上げに入りますが、今回は下地処理ということなので水滴がついている状態で次の鉄粉取りの工程に入ります。
ボディ表面についた鉄粉を取ろう
次に下地処理の要といっても過言ではない「鉄粉取り」を実施します。
鉄粉取りの方法は大きく二つあります。
①ケミカル粘土を使用して鉄粉を除去する方法
ボディにその都度水を拭きかけながらケミカル粘土を「縦・横・縦」の順番に磨いていく方法です。
昔からある方法で鉄粉取りの基本となるやり方です。
他にもスポンジの真ん中に切れ目を入れて、ケミカル粘土を棒状にカタチを変えてその粘土をスポンジの中に埋めて使用する方法もあります。
②鉄粉取り専用のスポンジを使用して鉄粉を除去する方法
専用の鉄粉取りスポンジを使用して除去する方法です。
私の店でも途中からこのスポンジを使用し始めましたが、何台もの車を施工していると写真のようなうろこ状の部分は劣化し、特に濃い色の車体にスポンジのうろこ状のシミがつくことがあったので、使用する際は新しいスポンジを使用することと、劣化した状態で特に濃い色の車体には使用しないように注意した方がいいと思います。
「縦・横・縦」で磨く
粘土なりスポンジなりで鉄粉を除去していきます。
コツは「縦・横・縦」
縦・横・縦の順番で磨いていくと気持ち良いくらい鉄粉が除去できます。
終わった後ボディを触るとツルツルになっていると思います。
鉄粉取りが終わったら最初と同様に手洗い洗車を実施
鉄粉取りが終わったらもう一度シャンプー洗車をします。
次はポリッシャーを使用してボディを研磨して磨いていくので洗車後はしっかり水を拭き取りましょう。
ポリッシャーを使用してボディを磨こう
さぁここからが下地処理の真骨頂です!!がんばりましょう!!
ポリッシャーにも「シングル」と「ダブル」をありますがここでは「ダブルアクション」のポリッシャーを使用します。
シングルのポリッシャーは研磨力も強いので慣れない人には難しい機械ですのでまずはダブルアクションのポリッシャーでやっていきましょう。
私が愛用しているダブルアクションポリッシャーを紹介します。
こちらの「RYOBI RSE1250」のダブルアクションポリッシャーはなかなか使い勝手が良いです。コーティング前の充分な磨き研磨用として活用できると思います。電気で動きますので延長コードを準備してから使用しましょう。
①バフをセットする
付属のバフでも全然問題ありませんが、今回磨いた車はイエローバフがちょうどよいと判断したためイエローバフで磨きました。
あまりにも汚れがひどい場合はウールバフにするなどボディの状態を見た上でバフをかえるようにしてください。
②コンパウンドをバフにつける
今回磨きで使用したコンパウンドは【3Mのハード1 5982】です。
業務でもよく使用するコンパウンドなのでここでも紹介させて頂きました。
バフにコンパウンドを3~4滴ちょんちょんとつけます。
[即日発送]3M コンパウンド ハード・1L [5982] 750ml
③ポリッシャーをボディにあてて研磨していく
バフに3~4滴付けたコンパウンドを先にボディにつけ馴染ませます。
そしてその後スイッチをONにして研磨しながらここでも「縦・横・縦」の順番にゆっくりとポリッシャーを動かしていきます。
磨く部分を各ブロックに分けて施工していく
コーティングでも同様ですが、一気にやりすぎないようにしましょう。
ボンネットなら半分ずつ。大きい車ならボンネットを4分割に分けて施工してもよいと思います。
大事なのは磨いた後に次のブロックの施工をする前にキレイにクロスで拭き上げていくことです。ここでかなりのツルツルピカピカを体感するようになると思います。
この作業を車全体に施工していきます。
磨き後はもう一度手洗い洗車をする
ポリッシャーを使用して磨いた後はキレイなクロスで拭き上げたとはいえコンパウンドの削りカスが付着していると思います。
また磨きなどになれない方だとコンパウンドで磨いた後の拭き上げ不足なども出てくると思います。ムラの原因にもなってしまいます。
コーティングする前に少しでもキレイな状態にするべく最後にもう一度手洗いをします。
コンパウンドの磨き拭きモレがあるかもしれないので少し意識してスポンジで洗っていきましょう。
キレイに拭き上げをして水気をとっておく
さぁ、コーティング前の下地処理最終段階です!!
別の記事で何度もお伝えしていますが、ピカピカレインのガラスコーティング剤は水気は禁止です。施工後12時間以上も水があたらないようにしなければならないほど水気に敏感です。
コーティング前の拭き上げはしっかりやっておきましょう。
ここまで終わったらコーティング前の下地処理は終わりです。
この下地処理を施工することで塗装面の表面の汚れも落ち、鉄粉取り・磨きによりザラザラ感がなくなりよりコーティング剤がのりやすくなってきます。
さぁ本物のガラスコーティングを施工して最高の艶を楽しんでください!!
まとめ
- ガラスコーティング剤を施工する前に下地処理をすることが重要である
- 下地処理の方法は洗車→鉄粉取り→洗車→磨き→洗車の流れである
- 鉄粉取り時には粘土や専用のスポンジが有効である
- 磨き時にはRYOBIのRSE1250がおすすめである
おーみん
コメントを残す