ろみちゃん
おーみん
- 自動車の【磨き】のことをもっと知りたい…
- 自分で【磨き】をやってみたいが何が必要で、どういう方法でやればよいか分からない…
- 自分で出来るか不安である…
おーみん
磨きをしてみよう
自動車の洗車をするにあたり洗車のおすすめ道具やケミカル粘土を使った方法などで自分でキレイにしているものの、もっとキレイにしたいという時は磨きがおすすめです!!
たまにガソリンスタンドなどで洗車した時に「お車磨きませんか?新車の時のような輝きになりますよ~」といったセールストークを受けたことはありませんか?
実際私も洗車した後に車の状況を見てお客様にご提案することは多々あります。では実際に車を【磨く】というのはどういうものなのかご紹介していきますね。
磨きでキレイにする汚れのターゲット
車の塗装上には
- 付着した汚れ(凸方向)
- キズ (凹方向)
の2種類が存在します。
凸方向の汚れに関しては別の記事で紹介したトラップ粘土で除去することが可能です。
プロが教える!!洗車しても取れない鉄粉には【トラップ粘土】を活用しよう!! 洗車しても取れていない!?愛車を汚す、汚れの原因を突き止めよう!!実際に磨きでキレイにするダメージのターゲットが
凹方向のキズと酸化塗装膜という塗装部分の表層の変質劣化層の二つになります。
悲しいことに車というのは時間とともにキズは増えていくものですし、酸化塗装膜も本来のボディの色を覆い隠してしまいます。
なので【磨き】で愛車のボディをキレイにしようということなのです。
塗装の厚みはどれくらいあるのか
塗装の全体の厚みは平均的に
125~165ミクロン
あると言われており4~5層の塗装になっております。
クリア層を持つ塗装であればさらに
35~45ミクロン
あると言われております。
お菓子の外装フィルムやたばこのセロハンが約20ミクロンぐらいなのでちょうど2枚分がクリア層になります。
10~20ミクロンまでが磨きの安全圏内。20ミクロンを超えると危険ゾーンのため磨きは控えたほうが良い。
一度磨いたらコーティングをしっかりしてやることも重要になってきます。
では、実際に磨く方法として
- 手磨き
- ポリッシャー磨き
の2種類があるので一つずつご紹介していきます。
手仕上げによる磨き
コンパウンド、スポンジ、洗車ブラシなどを準備しましょう。
手順
- 超微粒子のコンパウンドを小さじ1杯スポンジに取る
- スポンジにつけたコンパウンドを塗装面に軽くつけ馴染ませていく
- 縦→横→縦の順番に磨いていく
縦・横・縦が大原則
円を描くようにこするとホコリなどを引きずってしまいぎらつくリング光彩を発生させてしますが縦横縦であれば仮にキズを発生させてしまっても目立ちにくいという特性がある。
車の走行時に受ける風の向きなどを考えると最後は縦で終わることが好ましい。
コンパウンドというのは「研磨剤」です。
今回ご紹介しているコンパウンドは超微粒子タイプをご紹介しておりますが、当たりがマイルドで磨きすぎの心配が少ないので安心して施工できると思います。
コンパウンドというのは研磨の過程で研磨粒子が崩れて細かい滑らかな塗装を整えることができます。
「キュキュ」と音が出るまでスポンジで磨いて、スプレーなどで水分を補うとキレが戻ります。
この時が塗装を整える時で、徐々に力を弱めて研磨することがコツになります。
ポリッシャーによる磨き
作業効率がグンとあがるのはポリッシャーを使っての磨きです。
シングルよりダブルアクションのポリッシャーの方がバフの引きずりキズの心配が少ないので最初はダブルアクションのポリッシャーで磨いてみるのがおすすめです。
慣れてくるとシングルアクションのポリッシャーで磨いてみると良いと思います。
私が普段使用していてお勧めできるダブルアクションポリッシャーはRYOBIさんの【RSE1250】です。
手順
- 超微粒子のコンパウンドをバフに5~6か所に適量つける
※最初にバフに軽く水を吹き付けておくとコンパウンドが馴染みやすくなります。
- コンパウンドをつけたバフをボディに慣らしていく
- 縦→横→縦の動きでポリッシャーをかけていく
- ※一度磨いた部分を3分の1程度、次の磨きの部分と重ねて作業していくのがコツ
ポリッシャー磨きでも【縦・横・縦】が大原則
車の走行時に受ける風の向きなどを考えると最後は縦で終わることが好ましい。
まとめ
- 自分で車の磨きをすることが出来る
- 車磨きには手磨きとポリッシャー磨きの二つがある
- ポリッシャー磨きにはRYOBI【RSE1250】がおすすめである
- 磨きをする時は「縦→横→縦」で磨くこと
おーみん
自分で洗車すると愛車に愛着が湧いてきますよね。
私は仕事柄、ポリッシャーで磨いて細かいところや気になるところを手で仕上げ磨きをするスタイルでやっております。
手仕上げの磨きならいつも洗車している場所でもできますし、延長コードを準備すればポリッシャーでも磨けます。
上手く磨けてツルツルピカピカになったら是非その上にコーティングを塗布してあげると塗装を保護できさらに光沢・艶を出すことが出来ます。
興味のある方は良かったらこちらの記事も見て下さいね。
コーティングのプロが教える!!ピカピカレインのおすすめコーティング!! 意外と知られていない。ワックスとポリマーの違いを紹介します。
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