ろみちゃん
おーみん
- ガラスコーティングピカピカレインを塗り終わった後の対応を知りたい…
- 塗布後どれくらいの時間で硬化するのか知りたい…
- 夜霧などの対策はどうしたらよいのか分からない…
- なぜ水厳禁なのかよく分からない…
おーみん
ガラスコーティングの仕組みを理解しておこう
ピカピカレインは完全硬化型のガラスコーティング剤です。
どういうことかと言うと、この液剤自体がガラスとなるコーティング剤であるということです。
ピカピカレインをはじめガラスコーティング剤は完全に硬化すると塗装と密着するのでワックスやポリマーコーティングと比べて耐久性が抜群に良いということです。
どのようにしてガラス被膜となるのか・・・
空気に触れた直後から化学反応を起こし徐々に硬化が始まります。
だからワックスとかポリマーコーティングなどプラスチック製の容器ではなくガラス瓶にコーティング液剤が封入されているのは空気に触れないようにするためなのです。
化学反応のメカニズム
ボディにピカピカレインを塗り始めた直後は、ガラス成分とアルコールが主成分になります。
この時点ではまだまだ100%のガラスとは言えない状態です・・・。
しかし!!
先ほどお伝えしたように空気に触れると化学反応が始まります。
液剤が空気と触れると水分(湿気)と反応→加水分解という化学反応が起こります。
それによりアルコールやその他の不純物が揮発し残った成分が純度100%のガラス被膜になるというものです。
ろみちゃん
- 表面硬化→12時間
- 完全硬化→2週間
おーみん
表面硬化について・・・
表面硬化とは、塗布したガラスコーティング剤が硬化している途中の状態です。
完全硬化する前段階なので硬化している部分・していない部分と分かれている状態です。
空気中の水分(湿気)とガラスコーティング剤の成分が化学反応を起こし、空気に触れている表面からゆっくり硬化が始まります。
この硬化時間が約12時間かけて表面硬化していきます。
【湿気がほどんどなく温度が高い】→乾燥して拭き取りにくくなり、被膜形成が不十分となります。
【逆に雨天候で湿気が高すぎる】→ボディ表面に目に見えない水滴がつき塗装面への定着がしづらい状態になります。
- 車の走行可能!!
- 雨にぬれてもマイクロファイバークロスで優しく拭き上げすればOK!!
完全硬化について・・・
表面硬化から硬化が進んで完全にボディの塗装と定着した状態をいいます。
完全硬化までにかかる時間は約2週間です。
- いつも通り洗車OK
- ナノピカピカレインメンテナンス剤を使用OK
- ガラスコーティング剤の二度塗りOK
ガラスコーティング施工後の表面硬化中の注意点を紹介
施工後12時間は水分厳禁!!
施工後12時間は表面硬化させる時間というのはもうお分かりだと思います。
先ほどもご案内しましたが空気中の水分(湿気)と化学反応を起こして空気に触れている表面部分からゆっくり硬化が始まります。
空気中の水分なのである程度の湿気は必要なのですが、雨降りの時で湿気が特に高すぎるとボディ表面に目に見えない水分が付着してしまいボディ表面や塗装面への定着を邪魔してしまう結果となります。
ですので表面硬化が終わる約12時間は雨降りも含めて水分は厳禁であるということを意識して水に触れないように気を付けましょう!!
ちなみにこの水分厳禁という中には雨だけでなく、夜霧や朝霧などを含むので気を付けておきましょう!!
車を動かさない
道路に出ればホコリなどで汚れが付着する恐れや小石などがボディにあたり傷がつく可能性も出てきます。
また急に雨が降ってきたりなどする可能性もあるので表面硬化が終わる約12時間はそのままにしておくことをおすすめします。
カバーの使用は避ける
ガラスコーティング剤の硬化前にカバーをかけたり外したりするとその際の摩擦で傷がついたり折角塗布したガラス被膜を剥がしてしまう恐れがあります。
私のお客様でも大事なお車だと分かりますがカバーをつけたり外したりする摩擦でかなり傷が入っていた車もありました。
※私の時は黒のクラウンでかなり乱雑な傷となっていたのでそれ以降は使用をしないようおすすめしました。
まとめ
- ガラスコーティング剤塗布後は表面硬化に約12時間、完全硬化に約2週間かかる
- 表面硬化中は絶対に水分厳禁であるということ(夜霧・朝霧にも注意)
- 完全硬化したら通常の手洗い洗車は施工してOK
おーみん
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