プロが教える!!洗車しても取れない鉄粉には【トラップ粘土】を活用しよう!!

ろみちゃん

ねぇおーみん、キレイに洗車したのに何かボディを触ったらザラザラしているんだけどこれは何?取れないの??
おそらく鉄粉が付着している状態だと思うよ。洗車では取れないので除去できる方法を紹介するね

おーみん

この記事で解決できるお悩み
  • 洗車しても取れないボディのザラザラ感がとても気になる…
  • このザラザラ感(鉄粉)をどうしたらキレイに除去できるのか知りたい…
  • プロにお願いしないとダメなのか…

おーみん

こんにちは。おーみんです。このようなお悩みあると思いますので一緒に解決していきましょう!!

洗車後に気になるザラザラ感を除去するにはこれだ!!

頑張って愛車をキレイに洗車したあと、ボディを触ったらザラザラする感触、経験したことある方いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな時、とっっっても便利な道具が「トラップ粘土」です!!

洗車道具を使って丁寧に手洗い洗車しても全体の7~8割ぐらいはキレイになっても残り2割ほどは手洗いして洗車しても汚れが取れていない状況がほとんどです。

この2割ほど残った汚れを落とすのがトラップ粘土であります!!

アンカー汚れを除去

塗装に食い込んでいる汚れをアンカー汚れといいます。

鉄粉をはじめ、様々な汚染物質は複雑なメカニズムで固着してしまい、洗車しても取れない汚れとなってしまいます。

ケミカル粘土は特殊なコンパウンドを含む洗車道具のツールの一つであり、この固着したアンカー汚れを抜きとり、粘土内に回収してくれる大変優れた道具です。

コンパウンドによる磨きでもこのザラザラの鉄粉は取れることは取れるが洗車してすぐにポリッシャーで磨いてしまうと研磨の圧力で塗装に磨きキズを残してしまう可能性が高くなります。

なので洗車して7~8割の汚れを取った後に水の滑性を利用しながら塗装の上を滑らせながらケミカル粘土を使用するのがベストな洗い方です。

MEMO
洗車→トラップ粘土で水を使いながらアンカー汚れを除去

ボディのザラザラ感を確認しておこう

実際に洗車した後や、磨く前の準備としてトラップ粘土を使って洗っていくのですが、その前にある道具を使ってトラップ粘土を使う前と使った後のボディの変化をしっかり感じ取ってほしいなぁと思います。

ずばりセロハンチェック!!

おーみん

タバコの外箱やお菓子の外装に使われている透明なフィルムは見たことありませんか??あと透明なフィルムに手を入れてフィルム越しに愛車のボディに触れてみてください

どうですか?

あなたの愛車のボディはツルツルしていますか?ザラザラしていましたか?

こうすることで目で見える簡単な汚れ以外にミクロ単位の汚れをその手で確認することができます

是非トラップ粘土で洗う前に試してみてください。

トラップ粘土のウォーミングアップ

それでは実際にトラップ粘土を使って愛車を洗っていく前に・・・

①まずは半分にして二つにしよう

二つにしておくことで交互に粘土を使うことができるので効率性もあがり便利がいいためです。

②お湯をはったバケツを準備して、その中にトラップ粘土を入れて柔らかくしよう

特に冬場は粘土が固くなって思うようにトラップ粘土の性能が発揮できません。お風呂ぐらいのお湯に粘土をつけておくことで粘土自体が柔らかくなり性能を発揮できるようになります。

③柔らかくなった粘土を手の平サイズに広げよう

最初に半分にした片方はそのままお湯につけておきます。そうすることで先に使っている粘土が固くなってきたらすぐに交換できるので効率よく使うことができます。

ボディ部分

トラップ粘土を使った洗い方のコツとしては

水を流しながらやること!!

水を流しながら使用しないとボディへのキズの原因となってしまうので気を付けましょう。

方法としてはホースで水を流しながらやる方法や霧吹きなどを使用しながらやる方法とありますが、私が自分でやっていて一番しっくりくるのは家庭用のホースで自分の手元で水を出したり止めたりできるのが一番やりやすかったです。また同じホースでも優しいシャワー状や拡散状に出せるホースが一番ベストです。

 

私も仕事上でお客様のお車の鉄粉取りなどトラップ粘土を使う時は必ずこのやり方で施行してます。

トラップ粘土の滑らせ方

トラップ粘土で洗う時、力は必要ありません。

重複しますが、常に水をかけながらトラップ粘土を滑らすように洗っていきましょう。

基本はの手の動きです

※写真は鉄粉除去パット「ツィーザ―パット」でやり方を紹介してます。

 

トラップ粘土でずっと洗っていくとボディの接着面が少しずつ汚れてきます。

その時は汚れた部分を中に折り込んでいき新しい面で再度洗っていく。

この流れで車全体を洗っていきます。

MEMO
ただし、絶対に洗車する前の車には使用しないこと(塗装にキズが入ってしまうから)

ガラス部分

トラップ粘土は実はボディだけではなく、ガラス部分にも使用できます。

作業自体はボディの時と同じように水をかけながらケミカル粘土を滑らせて洗っていきましょう。

MEMO
ガラス面が水を弾かなくなったらOK。ザラザラも油膜も落とせている状態

ホイール部分

ガラス部分と同様にアルミホイールにも活用できるのがトラップ粘土の特徴です。

柔らかくなった粘土はある意味どんな形になるので粘土の当て方を工夫してやってみるのも有りだと思います。

トラップ粘土の保管方法

トラップ粘土は約1年程度使用できますが、使用状況や保管状況により大きく前後します。

汚れが取れていない洗車の後に使用するとトラップ粘土の汚れ方も早くなりますし寿命が極端に早めてしまいます。

なので使用するときは事前にしっかり洗車をしてからトラップ粘土を使うことを意識してください。

使い終わったらトラップ粘土は密閉できる容器で保管するのがベストです!!

そうすることで干からびたり硬化することを防ぐことができます。

注意
作業中地面に落としたりした場合は速やかにその粘土はボディには使用しないこと。地面の石や砂などがトラップ粘土に付きボディをキズ付けてしまう恐れがあるため絶対にやめておきましょう。

まとめ

記事のおさらい・まとめ
  • 洗車しても取れないザラザラ感は「トラップ粘土」が有効である。
  • 「トラップ粘土」を使用する時は事前に洗車をしておくこと
  • 「トラップ粘土」を使用する時はしっかりウォーミングアップをすること
  • 縦→横→縦の順番に磨いていくこと
  • ボディ以外にも使用できる
  • 使用後は密閉できる容器でしっかり保管することで長持ちさせれる

おーみん

いかがだったでしょうか。洗車しても取れない鉄粉はトラップ粘土を使用すればキレイに除去できます。終わった後はボディがツルツルすべすべになってとても気持ちいいですよ。是非試してみて下さい

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